源氏山胴幕 正面、両側面ともに上部は紺色,下部は緋色の霞ぼかしに織りだしている。中国製 上部は芙蓉(ハイビスカス属の花)、牡丹。下部は枝菊を配置。これに数羽の蝶をあしらってある。綴れ織りであるが箱書きはふた表に「源氏山幕漢国産曙錦草花戯蝶図」とあり曙錦といっている。後ろ懸けは文化14年(1817)襤褄錦(らんるいにしき)綴織り近江屋作兵衛より金6両2分で新調。文政元年(1818)前懸け、胴懸けを補修し収納箱を新調している。
源氏山宵官用見送幕 江戸時代 19世紀前 247.0×170.3 (百子嬉遊図・鳳凰日輪額)綴織 嘉禾年間(1848〜1854)に本俗用見追慕を模倣したもの。
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