about 大津祭
琵琶湖の西南に位置する大津市で、湖国三大祭のひとつ、滋賀県無形民俗文化財の『大津祭』が行われます。京都祇園祭の風情を色濃く継承した祭礼。現在13基ある曳山はいずれも江戸時代に制作されたもので、各曳山にはからくり人形が乗っているのが特徴です。祭礼1週間前に組み立て、本祭の翌日に解体されてしまいます。
曳山は普段は解体され各町の藏に保管されています。祭の1週間前各町で同時に組み立てられ、その姿を現します。
毎年9月16日の「くじ取り式」に始まり、町中では夕方お囃子の練習開始。10月に入り「山建て」「宵宮」そして「本祭」を迎えます。
大津祭は、天孫神社の祭礼です。 江戸時代初め、鍛冶屋町の塩売治兵衛が狸の面をかぶって踊ったのが始まりとされます。
「宵宮」の曳山の場所。「本祭」の巡行路、各種施設などを紹介します。曳山展示館へも是非お越しください。
厄除けちまき
大津祭の華やかさに彩りをそえるのに粽撒きがあります。 以前は、祇園祭も山から撒いていました。いまでは珍しいようです。
大津祭の特徴として、各曳山に乗るからくり人形があります。巡行中、所望(しょもう)の場所でからくりを披露します。