皆さんは大津祭の何を楽しみに大津に来られますか?
人それぞれだと思いますが、おそらくは次のいずれかになると思います。
1.ゆっくり巡行する曳山を近くで見たい!
2.大津祭の各曳山のカラクリを見たい!
3.曳山をとにかくゆっくり眺めたい!
4.曳山のお囃子を聴いてみたい!
5.とにかく厄除粽をたくさん放ってもらいたい!
このページでは、それぞれの目的について、宵宮・本祭ごとにそのスポットを紹介します。
宵宮は、提灯あかりに照らされた各町内の曳山をじっくり眺める絶好の機会です!
宵宮では、各町内で曳山だけでなく、そのからくり人形や装飾品が飾ってあります。
いずれも貴重な品ばかり。身近でじっくり眺めて、その歴史に想いを馳せるのもオツな楽しみ方です。
宵宮では、町内のどこからともなくお囃子が聞こえてきます。
実は、各曳山ごとにお囃子はちょっとだけ違うんです。
せっかくの機会に、聴き比べをしてみてはいかがでしょうか?
本祭は、曳山が実際に大津の町を巡行します。
「動く美術館」と呼ばれる曳山は町屋に溶け込み、見事な光景を映し出してくれます。
本祭では、朝から夕方まで丸一日かけて、大津の町を曳山が巡行します。
駅で配っているパンフレットの巡行路を参考に、巡行する曳山を追いかけてみてください。
本祭では、巡行の各場所でカラクリ(所望)を行ないます。
大津祭では全ての曳山の人形がカラクリをするのが大きな特徴です。
この日しか見ることの出来ないカラクリを見逃すことは出来ませんね。
本祭では、他の祭でもお目にかかれない光景があります。
当日に見逃すことのないように、コチラでご紹介します。
朝9時に天孫神社前に勢ぞろいする13基の曳山。
朝日を浴びながら集まる曳山の姿は、荘厳という他ありません。
ちょっと早起きしてでも、大津でその現場に立ち会ってみませんか?
13基の曳山は昼休憩時に中央大通りで再度勢ぞろいします。
間近で全部の曳山が眺められるチャンスですので、お見逃しなく。。。
本祭の巡行路には、途中「電車道」と呼ばれる京阪電車と並んで巡行する場所があります。
電車と曳山の共演。。。これが見れるのは大津祭だけです。
鉄道ファンに留まらず、大津祭には欠かせない光景のひとつになっています。
大津祭は丸一日巡行するので、途中で何度も休憩時間があります。
その際に、各町内の皆様が曳き手をもてなそうと、色々とサービスしていただけます。
人と人との繋がりが希薄になった今、大津では暖かいホッコリとした光景が見られます。
ココで紹介した見どころは、筆者が感じたほんの一部です。
大津祭には他にも見どころはたくさんあります。それを探すことこそ醍醐味かもしれませんね。