研修活動

  

1 大津まちなか大学

  

長柄衆は全員が大津まちなか大学の大津祭学部修了生です。大津まちなか大学は平成18年に始まった「大津市都市計画部まちづくり政策課都市再生室」が主催する組織です。大津まちなか大学「大津祭学部」は、大津が世界に誇る「大津祭」を学び、経験するものであり、明治の混乱期や昭和の戦争をも乗越え約400年もの間続く「大津祭」が、現在(いま)に伝わる素晴らしい伝統文化を形成していることを学ぶことにより、幾世代にも受け継がれてきた先人の知恵と気質を、これから未来へ継承していく人材を育成することを目的とするものです。ガイドや運営面で活動できるのはここで得られた知識と旺盛なその意欲があるからです。毎年30名弱が受講しその多くが長柄衆にも参加しています。もちろん大津まちなか大学の運営のお手伝いや、講義にも参加し大津まちなか大学の発展を応援しています。

  

  

2 特別な講習会

  

特定非営利活動法人大津祭曳山連盟の小委員会に歴史伝統委員会があります。これを進める理事が特別な講習会を長柄衆向けに実施しています。大津まちなか大学の大津祭学部修了生である知識を習得した長柄衆がさらに詳しい歴史や文化を学ぶ場を設け、大津祭への知識を深めています。これは非公開で一般の方は参加できません。町衆よりも大津祭を知っているのでは、といわれる所以がここにあります。

  

  

3 各種イベントの参加

  

東海道シンポジウムや近江のまつりフォーラム等、他の地域との協働や情報交換の場を持つようになりました。NPO曳山連盟と長柄衆はともに協働して大津祭を盛り上げる関係になっており、各種イベントに一緒に活動するようになっています。また特定非営利活動法人大津祭曳山連盟は中心市街地活性化の取り組みにも参加しており、これら多くの活動を行っています。