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月別アーカイブ - 2018年8月

  • 第88回大津曳山コンサート

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    協奏曲 その3

    2018年 9月1日(土)午後2時30分開演



    協奏曲シリーズ3回目と題してドイツ・マンハイム楽派のF.ダンツィのクラリネットとファゴットのためのコンチェルティーノを演奏します。ダンツィは木管五重奏曲の作曲家として有名ですが、音楽史上ではもっと重要な位置にいます。すなわち後期古典派のモーツァルトやベートーヴェンを崇拝し、初期ロマン派のウェーバーを育てたことによって古典派からロマン派への架け橋となった重要な作曲家になりました。
    前半は他にヘネシーが作曲した2本のクラリネットとファゴットのための三重奏曲、こちらはアメリカの作曲家でスコットランド地方を思わせるような素朴なのんびりとした旋律を味わってください。
    後半は同じ編成でモーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」「フィガロの結婚」より有名なアリアから「お手をどうぞ」「もう飛ぶまいぞこの蝶々」などを器楽アンサンブルで演奏いたします。
    オーケストラの曲からはチャイコフスキーの弦楽のためのセレナードからワルツを、そして最後は「サウンド オブ ミュージック」より「ドレミの歌」「すべての山に登ろう」などをお送りします。  クラシック古典の曲からミュージカルまで様々なジャンルの楽曲をどうぞお楽しみください。
    まだまだ暑い時期ではございますが、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
     
       ※Facebookのページできました。是非ご利用ください


    ■出演

    • クラリネット 延原 弘明(大阪市音楽団理事)
    • クラリネット 長門 由華(大阪音楽大学講師)
    • ファゴット  宮本 謙二(日本センチュリー交響楽団)
    • ピアノ    横川 久美(元大阪音楽大学講師)

    演奏曲目 詳細などは 続きをご覧下さい

    殺生石山の懸装品展示中

    8月~9月は殺生石山の懸装品を展示します。
    殺生石山は能楽の「殺生石」から取材したもので、玄翁和尚の法力により割れた石の中から女官姿の 玉藻の前 が現れ、その顔が狐に変わるところをからくりで見せています。
    今回の展示は、懸魚、欄間彫刻、幕押さえ金物(獅子・麒麟)、泥除け鼻金具(飛龍)、高欄金宝珠、見送り下幕(金毛九尾の狐・玉藻の前)です。また、現在の見送り(原画は小倉遊亀画伯の「霽れゆく」)を紹介した写真も展示しています。
    展示期間は8月5日(日)~9月29日(土)です。

    殺生石山についてはこちら

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        正面 拝み懸魚


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       飛龍 泥除け鼻金具