協奏曲 その1
2018年 4月28日(土)午後2時30分開演
今年の「大津曳山コンサート」のテーマは "協奏曲"。 様々な楽器の協奏曲を中心に、今年当たり年の作曲家の作品を組んでプログラムを構成しました。協奏曲とは独奏楽器と管弦楽による音楽のことで主に独奏楽器の技巧を示すことを目的としています。一般的には一つの独奏楽器ですが、今回は2本のファゴットが独奏楽器になっている曲を演奏いたします。
ウィーン古典派の作曲家ヴァンハルの2本のファゴットのための協奏曲より第1楽章と北欧ノルウェーの作曲家ヨンセンの2本ファゴットと弦合奏(今回はピアノ)でお送りします。同じ楽器どうしですが旋律の対話、そしてそれぞれの音色の違いを味わってください。
また、今年イタリアの作曲家ロッシーニの没後150年に当たります。彼の有名なオペラ「セヴィリアの理髪師」より有名なアリアをこれも2本のファゴットだけで演奏いたします。
今回のもう一人のファゴット奏者、田中良美さんは元大阪市音楽団で活躍した方で、とても旋律線が綺麗なフランスの作曲家ケックランのファゴットソナタも演奏いたします。
ゴールデンウィーク前の春爛漫の頃、ユーモラスな温かい音色のファゴットの魅力をたっぷりご堪能ください。ご来場お待ち申し上げております。
■出演
- ファゴット 田中良美(東京藝術大学卒)
- ファゴット 宮本謙二(日本センチュリー交響楽団)
- ピアノ 松田みゆき(京都市立芸術大学卒)
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