10・11月の2階展示コーナーは西王母山の飾りを展示しています。
写真は先代の桃童子人形と房懸け金具の飛龍です。
展示館には西王母山のレプリカが置いてあるので、展示してある本物と見比べてみるのも面白いかもしれませんね。桃童子の人形と桃は現在のものを再現していますので、古いものとは少し色合いが異なっています。金具は巧みに再現されているのがわかります。
展示品は次のとおり。
・桃童子および桃
・順天府織百児綴錦見送り幕(宵宮用)
・泥除け擬宝珠金具
・幕押さえ房懸け金具
・獅子口(前)と飛龍の雲彫刻(前)
獅子口と雲彫刻は、前の飛龍が小さかった時代に使用されていたもので、現在は使用されていません。普段は見ることができない貴重なものです。ぜひご覧下さい。