5月10日、大津祭保存会はNPO法人大津祭曳山連盟、「山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会」の協力を得て、曳山の保存や継承を目的に滋賀県北部の県有林に自生するアカガシを確保し、70~80年間かけて手入れして大木に育てると発表しました。
そこで12日に選定した約30本のアカガシに「大津祭曳山保存木」などと書かれた樹名板を取り付ける作業を行いました。
昨年5月、長浜市西浅井町に県が所有する「奥びわ湖・山門水源の森」(約64ヘクタール)を視察してアカガシの自生を確認。今回は森を管理する「引き継ぐ会」が選んだ約30本に樹名板を取り付け、曳山に利用することを明確にします。
<日程>
- 午前9時 中央支所出発(道の駅「藤樹の里」で途中休憩)
- 午前11時 「奥びわ湖·山 水源の森」(長浜市西浅井町山門)着
- 午前11時~正午
- 水源の森·森の楽舎(まなびや)で全体説明の後、昼食
- 正午~午後2時半
- 水源の森内の「アカガシの森」で樹名板の取り付け
- 森や湿原の見学
- 午後3時現地出発
- 午後5時中央支所着
水源の森·森の楽舎(まなびや)で全体説明を受けました。講師は藤本さん(山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会)です。
参加メンバーは大津祭保存会の他、山本県会議委員、滋賀県森林政策課2名、大津市文化財保護課2名、橋本工務店など、計28名でした。