江戸時代からの風流を今に伝える
秋の湖国の風物詩
国指定重要無形民俗文化財 大津祭
明日10月8日(土)は「宵宮(よみや)」です。大津祭が国の重要無形民俗文化財に指定されてから、はじめての宵宮です。楽しみにされていた方お待たせしました
目次
- 「宵宮曳き」
- 「宵宮」
- 「曳山の飾り」
- 「宵宮飾り」
- 「宵宮朱印帳」
- 「神功皇后山 宵宮茶会」
- 「宵宮曳き」
- 宵宮の日に曳山を飾り付けて町内周辺を曳いて回る試験曳きのことを宵宮曳きといいます。宵宮では巡行はありませんが、宵宮曳きでは動く曳山をご覧いただけます
- 13時頃〜
- 「宵宮」
- 夕方になると宵宮が始まり、提灯に明かりが入ります。ライトアップされた曳山はより一層美しく、見る者を魅了します。曳山の上では囃子方が笛、太鼓、鉦でお囃子を囃します。元気なお囃子でお祭りが盛り上がり、少し肌寒い秋の夜もこの時ばかりは熱気に包まれます
- 夕刻〜21時頃まで
- 「曳山の飾り」
- 江戸時代初期から中期にかけて創建された大津祭の曳山。数多くの豪華な懸想品と呼ばれる幕類や錺金具、天井画は一見の価値あり。かつて経済都市や宿場町として栄えた大津の町。大津町人の高い文化性と経済力を垣間見ることができる、美しい曳山飾りの数々を是非ご堪能ください
- 緑の法被を着た長柄衆というボランティアが解説いたします
- 「宵宮飾り」
- 大津祭と言えば、からくりが見物です。本祭の日には曳山の上にあるからくりですが、宵宮の日は宵宮飾りとして、各町内に飾られます。本祭用の見送り幕や昔の懸装品を飾っている町もあります
- 13基の曳山町以外にも新町の「布袋」や堅田町の「神楽山」も必見です
- こちらも緑の法被を着た長柄衆というボランティアが解説いたします
- 「宵宮朱印帳」
(画像はイメージ画像)
- 国指定を機に宵宮朱印帳が新しくなりました。御朱印を集めながらまち歩きを楽しめる朱印帳です。御朱印は、曳山町ごとに趣向を凝らしたデザインとなっており、それぞれを見比べてみるのも楽しみのひとつです。玄関や居間に飾っても映える豪華装丁仕様です
- 各曳山町にてお買い求め頂けます
- 全十八箇所(曳山十三基、宵宮飾り三箇所、天孫神社、曳山展示館)
- 満願特典あり
- 「神功皇后山 宵宮茶会」
- 毎年恒例の神功皇后山 宵宮茶会が今年も開かれます。まち歩きの合間に、お茶席でほっと一息ついてみてはいかがでしょうか?和菓子とお抹茶を頂けます
- 17時〜21時
その他、大津祭について詳しく知りたい方は、大津祭曳山展示館に是非お立ち寄りください。展示館は丸屋町商店街内(西王母山の近く)にあります。宵宮の日は21時まで開館予定です
実際に行ってみますと、
お祭りの熱気によって汗をかいた後、秋の夜風が気持ち良く感じられます
そういった面も宵宮の魅力のひとつでしょうか
さて、今年も大津祭の日がやって参りました
平成28年度・大津祭「宵宮」
明日10月8日(土曜日)です
お車でお越しの皆様
公共駐車場は↓の通りとなっております
当日は混雑が予想されますので、なるべく電車など公共交通機関をご利用ください