(湯立山、山建て時の写真。)
(月宮殿山、山建て時の写真。)
山建て(やまだて)とは
本祭1週間前の日曜日 山蔵に収納されている曳山を組み立てる行事のことをいいます。
台風だった昨年に比べて、今年は天候が荒れることはありませんでした。日差しは少しありましたが。
どの山も昼過ぎには大方組み上がり、
少し遅れていた山も2時過ぎには山建てが完了しました。
(西王母山、曳き初め前。)
山建てのあとは曳き初め(ひきぞめ)を行いました。
曳き初め(ひきぞめ)とは
山建てが終わったあとに、町内および周辺を曳いて回ることをいいます。この日から宵宮までの6日間、曳山はシートを掛けて置いておかれます。そのため、からくり人形や幕類などの飾り付けはされていません。
台風だった昨年は、急遽曳き初めを取りやめた山も何山かありましたが、
本年は天気に恵まれ、各町で無事に曳き初めが行われていました。
(左:龍門滝山、右:西行桜狸山、曳き初め)
(源氏山、曳き初め。)
(石橋山、曳き初め。)
(神功皇后山、曳き始め。)
(月宮殿山、曳き初め。)
今日から1週間後。
10月10日(土)には、
午前中に、曳山が飾り付けられ、午後より宵宮曳きが行われます。
夕刻より、宵宮が始まります。夜の暗闇の中、提灯の明かりとともに曳山が美しく浮かび上がり、さらに、笛・太鼓・鉦のお囃子が各町内で囃され、お祭りの雰囲気が一層高まります。
10月11日(日)には、本祭が行われます。(巡行路につきましては、以下の地図をご覧ください。)
「 大津祭マップ」
朝、天孫神社に13基すべての曳山が集合し、9時頃に出発した後、丸一日かけて街中を巡行します。各所で行われるからくりの披露(所望といいます。)、ピーヒョローの笛の音に代表されるような元気なお囃子、ちまき投げなど様々な見所がございます。
お昼には、中央大通り(JR大津駅から琵琶湖までの大きい通り)に全ての曳山が展示されるため、曳山に施された歴史ある曳山飾りを間近でご覧いただけます。また13時半より、同場所の有料観覧席にて、各曳山の所望(からくりの披露)をゆっくりご覧いただくこともできます。
その後、午後の巡行が始まり、夕刻、寺町通りで解散となります。この時に、どの山も「戻り山」という曲を囃し、それぞれの町内に戻っていきます。町内に帰り着く頃には日も落ち、名残惜しさとともに祭りが終わります。
いよいよ、大津祭の日が近づいて参りました。
平成27年度
大津祭
宵宮 10月10日(土)
本祭 10月11日(日)