朝8時半ごろからそれぞれの曳山が町を出発して、天孫神社に向かって行きました。
(天孫神社へ向かう孔明祈水山。)
(天孫神社へ向かう龍門滝山。)
(天孫神社へ向かう龍門滝山。)
(天孫神社前に集合した曳山。)
(天孫神社前に集合した曳山。まだかまだかと待つ見物客。)
9時頃には全ての曳山が天孫神社の前に揃い、9時半頃、先頭くじ取らずの西行桜狸山から、天孫神社でくじ改め、所望(からくりの披露)をした後、巡行が開始されました。
本年度の巡行順は以下の通りでした。
不籤取 西行桜狸山 鍛冶屋町
1 殺生石山 柳町
2 源氏山 中京町
3 猩々山 南保町
4 西王母山 丸屋町
5 石橋山 湊町
6 神功皇后山 猟師町
7 郭巨山 下小唐崎町・後在家町
8 孔明祈水山 中堀町
9 西宮蛭子山 白玉町
10 湯立山 玉屋町
11 龍門滝山 太間町
12 月宮殿山 上京町
(天孫神社で西行桜狸山の出発を待つ殺生石山。)
その頃、JR大津駅では
長柄衆や大津まちなか大学大津祭学部の学生が、見物客の方の案内をしていました。
(駅を出てきた方にチラシを配ったり、ガイド案内をしたりしました。)
(案内席では、厄除けちまき、大津祭手拭い、パンフレットも販売してました。)
(大津びわ湖観光大使のお二人も大津のPRをされていました。)
(中央大通りでも長柄衆の方と龍谷大学の学生さんが笑顔で案内をしていました!)
さて、その後、浜通りを進んだ曳山は
10時半頃、浜町交差点(浜通りと寺町通りの交差点)を通過しました。
(寺町通りを進む西行桜狸山。)
(寺町通りを進む殺生石山。)
(浜町交差点から寺町通りに進もうとする源氏山。一所懸命引いていく曳き手。)
(浜通りを直進する石橋山。)
浜通りを過ぎ、電車道を上がった後は、
中町通りを通りました。中町通りには、丸屋町商店街があり、曳山は商店街のアーケードの中を進んで行きました。商店街の中は見物客の方で一杯でした。
(丸屋町商店街を進む源氏山。商店街は人で一杯。)
(曳山の上からちまきを投げる西王母山の方。)
(神功皇后山から一斉に投げられたちまき。それをキャッチしようとする見物客。)
その後、商店街を抜け、中町通りを中央大通りまで進み、午前の巡行は終了しました。
12時半〜13時45分まで休憩時間となり、13基すべての曳山が中央大通りに置かれ、この間、町の人は着替えや食事を済ますために自分たちの町へ戻っていました。
(中央大通りに駐められた曳山と見物客。曳山が止まっているため、絶好のシャッターチャンス!)
中央大通りの一角では、大津祭のキャラクター ちま吉くんのグッズを成安造形大学の学生さんが販売していました!
事前に投票を受け付けていた「大津祭 ちま吉ファミリー総選挙」の結果発表が行われ、なんと!ちま犬が1位になりました!お昼寝とおさんぽが大好きで、ちま吉くんによく懐いている犬だそうです。かわいいですね。
そして、休憩後、有料観覧席での所望が終わった後、午後の巡行が始まりました。
午後は、中町通りを進み、Uターンして京町通りを西に進みました。
(京町通りを進む猩々山。)
(京町通りを進む神功皇后山。)
(京町通りを進む郭巨山。)
(京町通りを進む湯立山。)
(最後の月宮殿山が通過した頃には夕日が。)
そして京町通りを過ぎた後、電車道を登って行きました。
(テンポの早い軽快なお囃子と掛け声と共に電車道を上がっていく西宮蛭子山。)
(夕日に照らされながら電車道を進んでいく。)
坂道なので、曳き手にとってはしんどい道ですが、囃し手がテンポの早い軽快なお囃子の曲と掛け声で曳き手を鼓舞していました。
電車道を曲がり、松屋通りを進むと、大津駅前商店街のある寺町通りです。
寺町通りを下って行き、京町二丁目交差点まで行くと巡行終了・解散です。
16時45分頃、先頭の西行桜狸山が終了・解散地点に到着。
巡行も最後の方になると、見物客の方からは例年通り「(ちまき)ほってー」の声が。
こうして、無事に平成27年度の大津祭が終わりました。
曳山は明日、解体され、山蔵に収納され、来年の大津祭を待ちます。
本年の大津祭はいかがだったでしょうか?
大津市の実証実験として、大津祭のスマホアプリが導入されるなど、新しい試みもありました。来年の大津祭がすでに楽しみですね!
改めまして、本年の大津祭に関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。
また、来年もどうぞ大津祭をよろしくお願いします。