22年度第2回長柄衆の集い
(2010-07-05 00:16:16) by shibayama


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   22年度第2回長柄衆の集い                    
 
開催日時   平成22年7月4日(日) 13時30分?15時45分
開催場所   大津祭曳山展示館 3階多目的ホール
  31名
オブザーバー 白井理事長・稲岡事務局長
第一部 講義  大津祭の囃子について
    講師  大津祭曳山連盟 理事 中野 敬 氏
 
1.大津祭、祇園祭、水口祭の各囃子の違いについて
・録音された囃子の比較実演をしていただいた
  ・岩戸山(祇園祭)と郭巨山(大津祭)
  ・放下鉾(祇園祭)と湯立山(大津祭)
  ・月宮殿山 つくしのメロディ
  ・日本の祇園囃子系の祭はどこか
     亀岡祭、大津祭、伊賀上野の祭(3か所)
     祇園祭に最も近い囃子は大津祭の囃子である
     祇園祭りの笛は能管、大津祭の笛は龍笛を使用
     亀岡祭の囃子・・・・・・ヒヤイ タウラ
     祇園祭 (長刀鉾囃子)・・ ヒヤイ タウラ ヒヤイ タウラ
     伊賀上野の囃子・・・・・ゆっくりしたメロディである
  ・囃子・・「勇み」・「三」の「つなぎ」について
 
・祇園祭のお囃子の聴きどころについて
   四条通寺町付近に御旅所がある
          神楽・唐子==渡り   ゆっくりした囃子
   御旅所を過ぎれば「戻り」の囃子になるので、囃子の変化が
   感じ取れる場所である。
・水口囃子・・馬鹿、屋台、仕丁目等がある
 
2.鉦、太鼓、笛による実演
  鉦すり・・くじらのひげ及び鹿の角で作られている
  からくりのゼンマイもくじらのひげが使われている 
  近年は素材不足のためグラスファイバーが使われている
  そのため,鉦のたたき方も微妙に変わってきている。
 
・笛の実演
能管と龍笛の音色の違い
 
3.会員の体験実習
囃子「宵山」を 鉦、太鼓、笛により体験演習を行った。

 
第二部 今年度大津祭支援体制について       山?会長
1.アンケート実施について 
2.情報一元化について
3.有料観覧席について  
        4.祇園祭巡行見学会実施について
5.まちなか大学大津祭学部の参加協力依頼について
 
 
本日の講師中野先生は、昨日(7月3日)雨の降る中、まちなか大学の「曳山巡行コースまち歩き」講座にも参加いただきました。お疲れさまでした。
 
祇園祭も吉符入りし大船鉾の囃子方として本日(7月4日)2階囃子練習が夕方からある中、ご多忙にもかかわらず私たちのために熱心に講義をしていただきました。講義あり、実演ありの大変分かり易い内容であり、あっという間に時間も経ちました。
その陰には各囃子の録音(CDの準備)、各種資料作り、鉦太鼓、笛等、用意周到に準備をされていたことが感じ取れました。私には見習うべき点が多くあったと思います。
 
囃子の体験実習では、私も鉦をたたきました。幼少のころ同級生が山に乗っていて鉦をたたいていました。その姿を見て私も一度は鉦をたたいてみたいと一心でした。その思いは「まちなか大学」の囃子体験学習で実現しました。その時は鉦に触れただけで曲にはなっていませんでした。なんとか「宵山」をマスターしたいと思い、機会あるたびに経験者の方に教えていただきました。
本日、中野先生に「小学生だったら山に乗れる」と行っていただきうれしい思いをしました。今後とも精進を重ね太鼓にも挑戦したいと思います。夢は長柄衆のメンバーで「宵山」を奏でることです。
皆さんこつこつ頑張って行きましょう。
                 長柄衆2期生世話人  大隅 正幸
以 上
 
 
 
 
 

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