2020年11月7日(土)午後2時30分開演
第96回「大津曳山コンサート」は2020年11月7日(土)午後2時30分開演、場所は大津曳山展示館で開催いたします。
今回は新シリーズ「世界音楽の旅・各国シリーズ」第2弾としてイギリスを訪れます。
前半はパーセルのアブデラザール組曲よりロンド、後に20世紀のイギリス大作曲家ブリテンが「青少年のための管弦楽入門」のテーマに使った旋律です。 実はイギリス作曲家はこのパーセル以降、後で演奏するエルガーやホルストが登場するまで有名な作曲家を輩出しておりません。
次に演奏するハールストンはイギリスロマン派作曲家の一人で素晴らしい室内楽を沢山残しました。その中からファゴットソナタをお送りします。ドイツのシューマンやブラームスの影響を受けており隠れた名曲です。
前半最後はイングランド民謡の「埴生の宿」をオーボエ、ファゴット、ピアノで変奏曲としてお送りします。
後半は指揮者で作曲家でもあったユージン・グーセンスのオーボエ協奏曲を演奏します。ロチェスター管弦楽団やシンシナティ交響楽団を指揮するかたわら作曲家としては2つの交響曲やオペラなどを書きました。このオーボエ協奏曲は彼の弟レオン・グーセンスのために書いたものでイギリスを代表するオーボエ協奏曲と言えます。
エルガーの行進曲「威風堂々」はエルガーの代表作の一つですが、第1番の中間部のメロディーはイギリス第2の国歌と言われるほど愛されています。その前に演奏する同じエルガーのロマンスはファゴットとオーケストラのための曲でこれもとても旋律の美しい小品です。
どれもイギリスらしい曲を取り上げました。皆様のご来場をお待ちしております。
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