2017年 12月2日(土)午後2時30分開演
今回の大津曳山コンサートは「師弟関係その6」と題してフランスの作曲家、指揮者、ピアニスト、教育者であったナディア・ブーランジェ女史とその弟子たちを取り上げます。
彼女はエコール・ノルマル音楽院やパリ音楽院で様々な教科で教鞭を取り、最高水準にある音楽教師の一人として知られ20世紀の最も重要な作曲家、演奏家の数々を世に送り出しました。特にアメリカからは600人以上の音楽家が彼女の指導を受けており、コープランド、ピストン、バーンスタインら、そして南米のピアソラ、フランスのフランセ、指揮者ではバレンボイム、マルケヴィチ、スクロバチェフスキらそうそうたる音楽家が名を連ねています。
彼女は作曲法をフランスの先輩フォーレに師事しましたので、プログラム最初はフォーレの「ぺリアスとメリサンド」の中から第2曲アンダンティーノとシシリアーノ、そしてフランスの近代作曲家でウイットに富み生気あふれる作風のジャン・フランセのオーボエ、ファゴットとピアノのための三重奏曲をお送りします。
後半は指揮者でも有名なバーンスタインの有名なミュージカル「ウエストサイド物語」よりトゥナイト、マリア、何かが起こりそう、アメリカを、そしてアルゼンチンのタンゴの作曲家ピアソラのオブリビオン、リベルタンゴなどを演奏します。
今回ピアノを担当しますのは大津市在中で、曳山コンサート初登場の松田みゆきさんです。
演奏曲目 詳細などは 続きをご覧下さい
Tags: コンサート