2・3月の2階展示コーナーは龍門滝山の飾りを展示しています。
写真は宝暦十二年(1762)に檜物師庄兵衛によって作成された最古の鯉のからくり人形で、墨書から安永四年(1775)に林孫之進が機構部分を作り直したと考えられています。当初の仕組みがそのまま残されており、たいへん貴重な物です。
現在お祭りで使用されている鯉は四代目です。
展示品は他に
欄間彫刻(丸透彫 唐獅子の金箔押木彫)、幕押え(彫刻 四季耕作図-18世紀作)、宵宮用見送幕(中国明代の綴織)です。
展示は4月5日(土)まで。 ぜひご覧下さい。