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滋賀WEB大賞2012・優秀賞

“国指定”が付けられているもの

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  • 第12回通常総会 開催

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    平成28年度の第12回通常総会を開催いたしました。
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    • 日時
    • 平成28年5月22日(日) 13:30 開始
    • 場所
    • 中央市民センター4階大会議室
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  • 第1部に先立ち、駆けつけていただいた越市長からご挨拶をいただきました。
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  • 続きもご覧下さい。
  • 植木行宜氏講演会 レジュメ

     

    重要無形民俗文化財について     2010・8・1(植木行宜)
     
    1,民俗文化財とは
     民俗 風俗や慣習として伝えられ行われる文化
         日本の基層文化・庶民の生活の変遷や文化を考えるかけがえのない資料
       無形と有形 祇園祭の山鉾行事(無形)それに関わる物=山鉾や器具など(有形)
     
    2,現在の指定制度
     資料的価値が高く重要なもの=重要無形民俗文化財に指定・保護をはかる
     
    s50年の文化財保護法の大改正で制定
     
    ・風俗習慣と民俗芸能に大別して指定 現在264件            
      滋賀県3件 「近江中山の芋くらべ」「三上のずいき祭」「長浜曳山行事」
       いずれも風俗習慣……京都府10件(風俗習慣2・民俗芸能8・六斎念仏・壬生狂言)
     山鉾屋台の祭=32件
     
    3,指定のしくみ
     文化庁 候補(指定調書)の可否を文化財保護審議会に諮問→答申を得て指定
         候補の選定=学術的な評価・保護の緊急性
     
    評価の根拠・資料の整備が前提
      長浜の場合(s54に無形指定)有形指定を国に要望←市による資料整備の指示
        調査団を編成(歴史・民俗・建築等の研究者15人)。
         h3〜7の5ヵ年計画で総合調査
        ・記録(調査報告書)を作成。提出
      山・鉾・屋台等は行事(無形)指定に一本化(山鉾等の有形指定はしない)。
       有形指定の保護施策を無形指定に適用。    
     
      その後の指定
        上野の天神祭のダンジリ行事 h14
        犬山祭の車山行事 h18
        桑名石取祭の祭車行事 h19
      自治体(主導)による調査記録の作成
      調査官の現状確認(これらの取り組みに現れる地元の熱意を重視)
      ・その成果をもとに指定の可否を判断・措置するという方式
     
    4,指定にともなう保護施策
      A 祭りの執行に不可欠な物(有形)の修理・新調に対する助成
      B祭りに関わる芸能や技能の継承事業に対する助成(事業費の50ぶ)
        特別な出費をともなう事業を対象
       祭りの実施など経常的経費は対象外→観光サイドによる助成は別
          伝承者の意欲なくしては存立しえない無形文化財の特質に対応
     
      祇園祭山鉾行事 50%を3等分 府・市が各1/6補助 保存会負担は1/6
     
    私見・大津祭の曳山行事は指定に値する重要な伝承、指定による保護の推進が急務
  • 植木行宣氏と曳山関係者の懇談 メモ

     

    【大津祭の国指定を考える】
     
    400年の歴史と伝統を誇る「大津祭」、町衆の心意気、すなわち天孫神社の氏子の心意気により
     
    今日まで脈々と受け継がれてきたが、これから先継承するにはさまざまな不安要素がある。
     
    ○大津祭に13基の曳山が揃ってこそ値打ちがある。経済的な理由等で1基でも欠ければ大津市からの補助金が減額されるであろう。
      これからも、13基揃って出山するのが「大津祭」の基本であり、そのためには行政の支援なくして不可能である≒
     
    ○修理修復の事を考えた場合、祇園祭では自己負担が四分の一で、大変助かっているとのことである。
     今後、大津市からの助成が今までと同じようにいつまで続けてもらえるかどうか不安材料がある。
     国指定を受けることによって、後世にきっちりとした形で継承することができる。
     なお、国指定になり、修復に国の助成を受ける場合において、国が認めた指定業者(当該各町からの推薦も可能)により修理することになるが、国からの助成を受けなければ、自由に修理が可能である。
    ○国指定になることで、例年の祭のあり方が変わることがあるのか(例えば飲酒はだめとか)については、変えなくてもよい。
    ○国指定を受けるには、まだまだ調査等が必要であるが、これらは行政の予算で行われる。ただし、各山町は調査に協力をしなければならない。
    ○国指定を受けた場合、受ける側の構成メンバーはどうなるのか。13基の曳山所有者のみなのか、「神楽山」と「ほてい」が入るのか、「お渡り」はどうか等の問題がある。
    ○国指定により観光客が増え、ひいては観光行政に貢献でき、すなわち「大津祭」に対する助成金も確保されるであろう。
     
    平成22年7月22日
    平成22年当番町        吉田 幸孝  山田  昇
  • 「大津祭」の国指定重要無形民俗文化財 指定について

     今「大津祭」を取り巻く環境は、中心市街地の人口減少に伴い、時代や政治・経済環境に大きく左右されるようになりました。10年後、20年後、今と同じような祭りの運営を出来ているでしょうか?曳山町に活気はあるでしょうか?「大津祭」を次世代に残すため、どうすればいいでしょうか? 現在県指定重要無形文化財ですが、「大津祭」を次世代に残すため、国指定重要無形民俗文化財にするべきか、否かを考えてゆく場が必要です。
     そこで、曳山連盟では、見学会や講習会などを企画し曳山町の方々と勉強しています。ここでは講演会や講習会の情報を発信して行きます。
     ただし、国指定重要無形民俗文化財にするべきか、否かを決めるのは、曳山責任者会を代表とする曳山町の方々です。


     

    平成22年8月1日 

    ■ 植木行宣氏講演会

     「国の重要無形文化財について」
              文化財登録済のお祭(諸団体)長浜曳山祭・亀岡祭ほかについて
              植木先生のレジュメはこちら           



     

    平成22年7月22日  

    ■ 植木行宣氏と曳山関係者の懇談


             植木先生との打ち合わせメモはこちら



     

    平成21年10月24日

    ■ 伊賀上野研修会


             伊賀上野研修会の報告はこちら

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  • 伊賀上野研修会

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    大津祭が国指定無形民俗文化財を受けたときのことをあらかじめ勉強しておくべきということで、すでに指定を受けている伊賀 上野天神祭を視察してきました。

    日時 2009年10月24日

     大津祭からは、連盟数人、各曳山町から曳山責任者の方々、そして大津市観光課からもご出席願いました。伊賀上野側の方々も祭礼当日に関わらず、説明会を催していただきました。

    説明会の後は実際に祭りを見学いたしました。伊賀上野の曳山展示館を見学しようとしましたが、あいにく祭り期間中はお休みでした。

    別途議事録をここに添付しておきます。どうぞご覧ください。

     

     

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