国の文化審議会(宮田亮平会長)はこのほど、「大津祭」の曳山(ひきやま)行事を国重要無形民俗文化財に指定するよう馳浩文部科学相に答申しました。
大津祭の曳山行事は、京都の影響を受けつつも、独自の祭礼文化を形成してきたもので、近世の都市祭礼の性格をよく残しており、我が国の山・鉾・屋台行事の伝播のあり方や変遷を理解する上で重要であると評価されました。
国重要無形民俗文化財は県内で四件目、大津市では初の指定となります。
※重要無形民俗文化財=衣食住、生業、信仰,年中行事などに関する風俗慣習、民族芸能など人々が日常生活の中で生み出し継承されてきた伝承で、人々の生活の推移を示す無形民俗文化財のうち、とくに重要なものを国が指定するもの
大津祭の国指定無形民俗文化財の認定書が交付されました
トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.otsu-matsuri.jp/mt/mt-tb.cgi/1272